職場復帰・適応サポートとは
専任コーディネーターによる一貫したサポートが、
スムーズな職場復帰を実現
専任のコーディネーターが、休職者ご本人へのサポート(カウンセリング)から、人事担当者ー管理職ー産業医ー主治医の連携構築までを担います。
一人のコーディネーターが休職中から復職後まで全体を通してかかわることにより、一貫性のある支援体制構築と、復職後の良好な適応を実現します。
職場復帰支援の課題
労務行政研究所の調査によると、300~900人規模の企業では65%以上、1000人以上となると90%以上が1カ月以上休んでいる社員を抱えて悩んでいます。
メンタルヘルス不調のため1カ月以上欠勤
休職している社員の有無
区分 | 企業規模別割合 | |||
---|---|---|---|---|
1,000人以上 | 300~999人 | 300人未満 | 規模計 | |
いる | 93.2(%) | 67.1 | 24.1 | 62.7 |
いない | 3.4 | 29.3 | 73.4 | 34.1 |
わからない | 3.4 | 3.7 | 2.5 | 3.2 |
小計(社数) | 100 | 100(82社) | 100(79社) | 100(249社) |
(財)労務行政研究所 「企業におけるメンタルヘルス対策の実態と対策」
このような状況の中、職場復帰のプロセスに「まだまだ問題が多い」と感じている企業も多く、本人の回復状況の評価や主治医との情報交換の難しさ、職場の環境調整に関する課題が挙げられています。
(財)日本生産性本部メンタルヘルス研究所 2009
サービスの流れ
- STEP.1アセスメント
- 人事担当者、管理職、主治医などへのヒアリングを実施します。
休職されるご本人とその家族と面談し、今後の流れについてご説明します。
- STEP.2リハビリプログラムの作成
- アセスメントの結果をもとに、復職までのリハビリプログラムを作成します。
策定されたプログラムを人事担当者、管理職、産業医、主治医と共有します。
- STEP.3休職期間フォロー
- 定期的に面談を行い、経過観察とリハビリプログラムの実施状況などを確認します。
復職後の適応のため、ストレス対処スキルの向上を支援します。
- STEP.4復職前準備
- 回復状況をアセスメントし、コーディネーターとしての所見を関係者と共有いたします。
職場の受け入れ体制を整える支援をいたします。
- STEP.5リハビリプログラムの 作成
- 職務内容や、社内ルールなどに基づいた復職プログラムを作成します。
関係者間でリハビリプログラムを共有し、今後の方針を検討します。
- STEP.6復職後フォロー
- 定期的に面談を行い、職場への適応状況を確認し、復職後3カ月にてフォローアップを終了致します。